2005年3月31日、ミコット・エンド・バサラは、ライオン・ロック・プロダクション(本社:香港、代表:テレンス・チャン、ジョン・ウー)、アクシス・エンタテインメント(本社:アメリカ・カリフォルニア州、代表:ジョセフ・チョウ)と共同で、CGアニメなどを企画・製作・配給する映像コンテンツビジネスをグローバルに展開するパートナーシップの締結を合意しました。
アクシス・エンタテインメントは、北米を中心に映像コンテンツのディストリビューションを展開しており、世界的市場において、様々なアイデアやコンセプトと、優秀なスタッフ、コンテンツ提供者との橋渡しをおこなっています。
ライオン・ロック・プロダクションは、数々の映画作品を世界に送り出してきましたが、ジョン・ウー監督は、「男たちの挽歌」シリーズや「MISSION IMPOSSIBLE 2」、「フェイス/オフ」などのアクション映画を監督し、“ヴァイオレンスの詩人”の異名を持ち世界的な評価を得ています。
今後、各社のマネジメント能力とクリエイティブ能力を結集し、CGアニメを始めとして、実写映画も含めた多岐にわたる映像コンテンツをグローバルに企画・製作・配給してまいります。今後の我々の活動にご期待下さい。
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(2005/3/31 有明ワシントンホテルにて。左より三宅氏、荒牧氏、ジョン・ウー氏、テレンス氏、ジョセフ氏)
【2005年3月31日 3社による新ブランドの記者発表(有明ワシントンホテルにて)】
三宅氏「簡単に経緯をご説明したいと思います。先ほどご覧いただいた『アップルシード』がきっかけで、ジョン・ウー監督と出会うことになりました。最初にわれわれは、海外にグローバルに展開できる映像コンテンツを、その中で、ピクサーさん、ドリームワークスさんとは違ったCGのアニメーションを作ろうということで、デジタル・フロンティアさんと一緒に『アップルシード』という作品をお送りしました。海外でマーケティングをしている時、当時まだ、ワーナーに所属されていたジョセフ・チョウさんに出会い、非常に高い評価をしていただきました。ジョセフさんのコンタクトの中で、ジョン・ウー監督、テレンス・チャンさんにお会いすることが出来、ご覧いただき、同じく非常に高い評価をいただき、ぜひこのプロジェクトに繋げて行こう、ということで話が進んで参りました。
北米の方でDVD 初期のイニシャルの目標数字が30万ということで、ジョン・ウー監督よりジャケットに『非常にすばらしい作品で、今後CGアニメーションの道しるべになる』というコメントをいただき、その効果もあり、現在ジェネオンUSAさんががんばって営業をしていただいておりますが、30万はクリアできるであろうという状況になってきており、現在50万という数字を目標として聞いております。
三社ともに、日本含めたアジアのクリエーターは非常に優秀である、と方針が一致しまして、日本国内とアジア国々側のクリエーターがジョイントしてグローバルマーケットを視野に入れたコンテンツを展開していこうということでこのパートナーシップにつながって参りました。最初は、グローバルに展開をしやすいコンテンツである『アップルシード』の様なCGのアニメーションをメインに、そのほかも視野に入れております。年間で2、3タイトルのプロジェクトを立ち上げて行く予定です。」
○「アップルシード」の感想と今後の意気込みなど。
ジョン・ウー監督「今回『アップルシード』を観て非常に驚きました。最初に観た印象は、アニメ映画ということではなく、普通の映画だということ。カメラワーク、デザインなど非常に的確で、ストーリーも感動的で、母と娘のシーンでは泣きそうになってしまったぐらいです。このアートワーク及びCGなど組み合わせが私にとって新しいものでした。また、アクションということも非常に実写に近いものでした。アクションシ−ンはアニメにおいては、誰が誰と戦っているだとか、そういう関係にしたものが、そのポイントが非常に明確で、観ている側にも分かり易く伝わりました。
私自身、荒牧監督を尊敬しておりますし、映像、CG、音楽を含めてこのコンビネーションでこの映画を制作したということは大いに尊敬にあたいすると思います。
主人公のデュナンはビジュアル的にインターナショナルで世界に通用する。もう1人はヒトミは、非常にインターナショナルに対して日本らしい
色使い配色も非常に気に入りました。」
三宅氏「基本的には、三社で企画を立ち上げて、プロデュース今回に関しては、ライオン・ロック社さんは、ハリウッドで数々の実績をあげてらっしゃるので、グローバルに展開できる企画の立ち上げだとか、アドバイスをいただきたいと、アクシスさんは、マーケティング。その第一弾として、『アップルシード』を更に進化させまして、映画とTVを連動して進めて行こうと、プロジェクトのキーワードは、『ポセイドンプロジェクト』を第一弾として、
このパートナーシップ、映像ブランドを立ち上げたいと思います。
荒牧監督「前回の『アップルシード』は、ほとんど誰からも期待されないで作ったもので(笑)思うところはあって作ったのですが、今回はジョン・ウー監督という強力な助っ人がいて、
いろいろ盛り込みながら、今開発中です。皆様よろしくお願いします。」
3社共同の新ブランド立ち上げにより、その第一弾として世に送り出すのが、「POSEIDON Project」です。これは、前作「APPLESEED」を更に進化させ、映画及びTVシリーズの展開を行います。ジョン・ウー監督のプロデュースのもと、「APPLESEED」を生み出した荒牧伸志監督とデジタル・フロンティアの制作スタッフが、更に秀逸なコンテンツを創り上げます。ジョン・ウー監督自身もプロデューサーとして、アクションシーンや衣装、ストーリー構成などにも携わります。2006年夏からの随時公開を予定しています。
【Lion Rock Productions:ライオン・ロック・プロダクション】
1998年にジョン・ウー監督及び長年の制作パートナーであるテレンス・チャンプロデューサーが長編映画、テレビ番組及びビデオゲームの製作を目的として設立。
会社名は彼らの原点でもある香港にある有名な山より命名。
代表作としてはパラマウントと制作した“ペイチェックー消された記憶”(2003)、MGMと制作した“バレット モンク”(2003)、“ウィンドトーカーズ(2002)”ソニーと制作した“ビッグ・ヒット(1998)”等があげられる。
【Axis Entertainment:アクシス・エンタテインメント】
2004年9月、 “パートナーシップ”を中軸とすることにより上質のエンタテインメントを世界のマーケットへ送り出すことを目的として発足。
急速に進められるグローバライゼーションとデジタル革命の中、慣習や言語の壁の為に今まで困難であった東西:アジアと欧米のアイディア、コンセプトと優秀な製作スタッフ、タレント、コンテンツ提供者とを橋渡しするプロフェッショナルである。ビジネスは2つの主軸@CGアニメ、日本アニメ、実写等の企画開発、製作管理、A自社及び他社委託作品の世界展開(セールス、配給、マーケティング、ライセンシングの実行、コンサルティング)で構成されている。
アクシスは現在、ミコット・エンド・バサラ、及びライオン・ロック・プロダクション(ジョン・ウー監督、テレンス・チャン)とパートナーシップを結んでいる。
( 2005年4月6日 )